うさぎの年齢を人間で表すと何歳?年齢別の飼育方法や元気に育てるコツも紹介

公開日:2023.12.04 更新日:2024.02.15

「うさぎの年齢を人間で表すと何歳なのだろう」と、ふと気になる瞬間があるかもしれません。動物と人間とでは、成長のスピードが異なります。 そこで本記事では、うさぎの歳について詳しく解説しました。成長に合わせた飼育方法や、元気に育てるコツもまとめています。おすすめの飼育アイテムも紹介しているので、最適なお世話をするために、ぜひ読み進めてみてください。

CONTENTS

記事の目次

うさぎの年齢換算表|人間で表すと何歳?

抱っこされるうさぎ
うさぎの年齢の進み方は、人間とは異なります。うさぎの年齢を人間で表すと何歳なのか、以下の表をチェックしてみましょう。

うさぎの年齢 人間の年齢
1か月 2歳
2か月 5歳
3か月 7歳
6か月 13歳
1歳 20歳
2歳 28歳
3歳 34歳
4歳 40歳
5歳 46歳
6歳 52歳
7歳 58歳
8歳 64歳
9歳 70歳
10歳 76歳
11歳 82歳
12歳 88歳
13歳 91歳

うさぎの場合は1歳で人間でいう20歳、つまり成人を迎えます。そして生まれてから7年ほどで高齢者の仲間入りです。人間に比べると、うさぎの成長はとても早いことが分かるでしょう。

うさぎの歳に合わせた飼育方法

うさぎのお世話をする女性

うさぎは1か月~6か月が成長期、1歳~3歳が若年期、4歳~6歳が中年期、7歳以上が高齢期です。人間と同じように、うさぎも年齢に合わせて育て方を考える必要があります。ここでは、うさぎの歳に合わせた飼育方法をまとめました。

【0歳~1歳】成長期のうさぎ

0歳から1歳のうさぎは、成長期と呼ばれる時期で、体が大きく変化する時期でもあります。4か月~6か月で大人の同じくらいの大きさまで成長するでしょう。フード選びでは、高タンパクなペレットや牧草がおすすめです。

好奇心旺盛で、多くのものに興味を持って遊びたがるでしょう。しかしケガや誤食をしやすい時期なので、ケージの中に危険なインテリアやおもちゃを入れてはいけません。
この時期のうさぎの多くは、縄張り意識を持っています。自分の場所やものを守ろうとして、かんだり引っかいたりするかもしれません。時には、飼い主に対しても攻撃的になるので注意しましょう。

【1歳~5歳】維持期のうさぎ

1歳ごろまでは好奇心旺盛に遊び回りますが、2歳を迎えるころからは、精神的にもだんだん落ち着いてきます。そのため、かんだりおしっこをまき散らしたりすることも少なくなるでしょう。
生後1年程度でうさぎは大人になるので、成長期からの食事を見直す必要があります。牧草は、カルシウムやタンパク質が少ない「チモシー」が適しています。
ペレットも高タンパクから普通タイプに変えて、成長に合わせた分量だけ与えるのが大切です。運動量や代謝は落ちてくるため、肥満に注意しましょう。

【5歳~7歳】中年期のうさぎ

中年期になると、精神的にも行動的にも落ち着きます。ただし中年期は、体調の変化や病気にかかるリスクが高くなりがちです。元気に過ごしてもらうにも、健康管理に気を配りましょう。

「ご飯を食べているか」「いつもと変わった様子はないか」など、うさぎの様子を日常的にチェックしてみてください。もしご飯を食べなくなったら、別のフードや牧草を試してみましょう。
健康管理に不安を感じる方は、病院での健康診断を受けると安心です。気になることがあれば、早めに獣医師さんに相談してみましょう。

【7歳以上】高齢期のうさぎ

高齢期のうさぎは、目に見えて体や行動に変化が表れる時期です。例えば小さな段差を登れなくなったり、吸水ボトルに届かなくなったりと、それまでできていた動作が難しくなることもあります。
そのためシニアのうさぎには、丁寧なケアが必要です。ケージ内のレイアウトをシンプルにする、エサをこぼして汚れていないかチェックするなど、気にかけてあげましょう。
また病気や体調の変化に気付くため、健康チェックも重要です。運動量の低下により、体に脂肪がつきやすいため、エサの量やおやつを調整します。シニア向けのペレットやおやつを 活用するとよいでしょう。

うさぎは何歳まで生きる?寿命について

うさぎの寿命は平均8歳~10歳で、長いと10年ほど生きます。ただし個体差もあり、飼育環境や種類によって異なると覚えておきましょう。うさぎはストレスに弱い生き物なので、清潔で安心して過ごせる環境を用意してあげるのが大切です。
近年ではうさぎ専用のフードや飼育アイテムも多いため、ぜひ活用してみてください。年齢や体調に合わせたフードや、うさぎがリラックスできるケージを用意すれば元気に過ごしてくれるでしょう。

ペットのうさぎを長く元気に育てるコツ!

エサを食べるうさぎ

ペットのうさぎを長く元気に育てるための、具体的なコツを紹介します。ここでは健康管理に欠かせない、「牧草」「健康チェック」「運動」について説明しました。すでに実践しているかもしれませんが、もう一度その重要性や取り入れ方を確認してみましょう。

基本の食事に「牧草」を与える

うさぎを元気に育てるためには、牧草を与えるのがおすすめです。牧草には、うさぎに必要な繊維質やミネラルなどが豊富に含まれています。牧草をよくかんで食べることで、歯と腸の健康もサポートしてくれるでしょう。

うさぎの歯は、一生伸び続ける部位です。牧草をかめば、歯をすり減らして長さや形を整えるのに役立ちます。また腸の動きを促すことで、便秘や下痢の予防にもなるでしょう。

うんちやおしっこで健康状態をチェックする

うさぎの健康状態は、うんちやおしっこからも把握できます。食事や体調によって、形や色、においが変化するのでチェックしてみてください。
健康的なおしっこなら、黄色くて水のようにサラサラしています。しかし体調が悪い時には、茶色や血尿のようなおしっこが出る日もあるでしょう。またカルシムを過剰に取っていると、白い粉のようなものが混じっているケースもあります。
うんちの場合、丸くて少し牧草が入ったコロコロの形状が理想的です。もし小さくて硬かったり、べったりしていたりする場合は、便秘や下痢かもしれません。

適度に運動させる

うさぎは運動不足になるとストレスを感じたり、病気になったりするケースもあります。そのため、運動できるスペースや時間を確保しましょう。

お部屋で散歩させると、活発な子なら走ったりジャンプしたりする姿が見られます。おやつやおもちゃを用意して、うさぎとコミュニケーションを図るのもよいでしょう。
ただし無理に走らせたり、長時間運動させたりする必要はありません。疲労や熱中症にも注意して、30分~2時間を目安に運動タイムを終わらせます。

うさぎの飼育に役立つ!マルカンのうさぎ専用アイテム

飼育スペースで眠っているうさぎ

うさぎの飼育環境を整える上で、掃除に役立つアイテムや、遊べるおもちゃがあるとよいでしょう。ここでは、うさぎ専用アイテムをそろえている「マルカン」のおすすめ商品を3つピックアップしてご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

お世話が楽!「うさぎのカンタンおそうじケージ」

「うさぎのカンタンおそうじケージ」は、衛生面と安全面を追求したケージです。横からでも上からでも開けられるため、ケージ内の用具を簡単に取り出せます。トイレやエサ入れをサッと取り出せるので、日々のお手入れの負担も軽減できるでしょう。

洗えるプラスチックのすのこや、おしっこ飛び散り防止カバーなど、衛生面にも配慮しています。また中の様子がよく見えるよう、クリアな扉を採用しました。三角形トイレとセットの商品が人気です。

参考:『うさぎのカンタンおそうじケージ H50B三角形トイレセット』

歯の伸びすぎ防止に「牧草用かじり木フィーダー」

うさぎの歯は、何もしなければずっと伸び続けます。歯の伸びすぎはかみ合わせに影響するため、かじってすり減らすアイテムを用意しましょう。

「牧草用かじり木フィーダー」は、牧草が入るかじり木です。中の牧草も入れ物のかじり木も、かじらせれば歯の伸びすぎ防止になるでしょう。蝶ネジやボルトなどで、ケージの中に固定できるアイテムです。

参考:『うさぎの牧草用かじり木フィーダー S』

ゆらして遊ぶ「うさぎのぴょんぴょん起きあがりこぼし」

うさぎには、遊ぶ時間も大切です。マルカンの「うさぎのぴょんぴょん起きあがりこぼし」は、小鼻や前足でツンツンとつついたり、足でキックしたりとゆらして遊べます。

うさぎがくわえて遊べるように、耳の部分には丈夫な生地を使っているのが特徴です。広いスペースがあれば、投げて追いかけさせて遊ぶのもよいでしょう。うさぎとのコミュニケーションを取るのにぴったりのアイテムです。

参考:『うさぎのぴょんぴょん起きあがりこぼし』

まとめ

人の手からエサを与えられるうさぎ

うさぎは人間よりも早く成長し、1年ほどで大人になる生き物です。元気に育てるには、成長段階に合わせて飼育環境を整えましょう。

健康をサポートするフード、快適に過ごせるケージ、運動に役立つおもちゃなど、ストレスなく過ごせるように心がけることが大切です。うさぎ専用アイテムをお探しの方は、マルカンの商品を試してみるとよいでしょう。

毎日のお世話に欠かせないアイテムから、運動・遊びタイムに使えるおもちゃまで豊富に取りそろえております。気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。

また、PAGEでは、うさぎの種類や飼い方についての情報を発信しております。
うさぎの種類について気になる方はぜひ「うさぎの種類」をチェックしてみましょう。

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