ゴールデンハムスターの特徴と飼い方！飼育グッズの選び方まで徹底解説

1.ゴールデンハムスターの基本情報

フワフワした毛並みに大きな目が特徴のゴールデンハムスターは、ペットとしても人気です。他のハムスターに比べて体は大きく、温厚な性格といわれています。ここでは、ゴールデンハムスターの基本情報についてチェックしてみましょう。

大きさ・体重の特徴

他のハムスターに比べて、ゴールデンハムスターの体は大きめです。またオスよりメスが大きい傾向にあります。一般的な大きさ（体長・体重）は、以下のとおりです。

性格の特徴

ゴールデンハムスターは温厚で人懐っこく、ペット初心者でも飼いやすいとされる品種です。飼い主の声やにおいを覚えて、呼びかけに反応したり手に乗ったりする子もいます。知能も高いため、トイレを覚えさせるとケージ内の清潔を保ちやすいでしょう。

一方で縄張り意識が強く、多頭飼いには向きません。特にオス同士だと本気でけんかをする場合もあるので、多頭飼いをする場合は別々のケージに入れて飼育しましょう。

また発情期や妊娠時のメスは気性が荒くなり、かんだり子食いしたりする可能性があるため注意が必要です。

毛色の種類

ゴールデンハムスターは、品種改良により毛色の種類が豊富な動物でもあります。毛色だけでなく、毛の長さや質などもさまざまです。

毛の色や長さによって「活発そう」「穏やかそう」「キュート」など印象が変わるため、ペットとして迎える場合は好みのゴールデンハムスターを探してみましょう。主な毛色を以下の表にまとめました。

平均的な寿命

ハムスターの中では比較的大きめなゴールデンハムスターですが、寿命は2年～3年ほどしかありません。

人間と比べると、心臓や肺の働きが6倍ほど速く「ハムスターの1日＝人の6日分」に相当します。短い命だからこそ大切に育てて、少しでも元気に長く生きられるように気にかけてあげましょう。

一般的な値段

ペットショップでゴールデンハムスターを探すと、多くの場合1,000円～3,000円程度で購入できます。犬や猫などの大きな動物に比べて、手に届きやすい価格です。しかし小さくても、大切な命には変わりません。命を預かる気持ちで、責任を持って育てましょう。

2.ゴールデンハムスターは懐く？触れ合い方

ゴールデンハムスターは、人懐っこい性格のハムスターです。呼びかけると自分から寄ってきたり、やさしく触れると甘えたりする子もいます。しかし、飼い始めてすぐは警戒心が強いため、無理に触らないようにしましょう。

また突然持ち上げると驚いて、かんだり逃げたりする可能性もあります。「飼い主の手＝安心できる」と覚えてもらうため、毎日決まった時間に少しずつコミュニケーションを取りましょう。

ハムスターが嫌がる場合は、すぐに触れ合いをやめて様子を見ます。飼い主の手に慣れてきたら、ケージの外でも遊べるようになるでしょう。

【懐いてもらうための触れ合い方】
1.名前を呼んだり声をかけたりする
2.ケージの外から手渡しでおやつをあげる
3.手の平におやつを乗せて食べさせる
4.手に慣れたら両手でそっと包んで持つ

3.ゴールデンハムスターの飼い方｜飼育に必要なもの

ゴールデンハムスターは、乾燥した地域に生息する動物のため、日本のジメジメした気候が苦手です。

温度や湿度の変化に敏感な小動物なので、ペットとして迎える際には、快適に過ごせるよう飼育環境を整えましょう。ここでは、ゴールデンハムスターの飼育に必要なアイテムを7つ紹介します。

ケージと床材

体の大きなゴールデンハムスターには、幅45センチメートル以上、高さ30センチメートル程度のケージがおすすめです。大きめのケージなら自由に走り回ったり、気ままに探検したりできるでしょう。

ケージの中には、床材としてやわらかい木製チップや、紙マットを敷き詰めます。床材は巣穴や寝床を作るのに使用するため、ハムスターにとって安心できる空間に欠かせないアイテムです。

また、けんかや繁殖を防ぐために多頭飼いは避け、1匹につきひとつずつケージを用意しましょう。

専用トイレ

ハムスター専用トイレを用意しておくと、トイレの場所を覚えてくれます。トイレのしつけができると、掃除が楽になるでしょう。

トイレの位置を移動すると、ハムスターが混乱することがあるので、配置換えには注意が必要です。また、トイレは汚れやすいためできるだけ毎日チェックし、こまめに掃除をしましょう。

ハウス（巣箱）

ハウス（巣箱）は、ハムスターにとって安心できる場所です。野生のハムスターは地面に穴を掘って巣穴の中で生活しているため、身を隠せる場所があるとリラックスできます。

ハウスには、木製と陶器製があります。木製はかみやすいため、歯の健康維持やストレス解消に役立つでしょう。陶器製は清潔さを保ちやすく涼しいので、夏場の使用に適しています。ハウス選びでは、その子が気に入るかどうかも基準にするとよいでしょう。

回し車

回し車は、ゴールデンハムスターのストレス発散や運動不足解消に役立ちます。ゴールデンハムスターは夜行性なので、夜にケージをのぞいてみると、回し車で走るかわいらしい姿が見られるかもしれません。

回し車は、背骨への負担軽減のため、体格に合わせてサイズを選びましょう。ゴールデンハムスターには、ホイールの高さが17センチメートル以上の回し車がおすすめです。

自然界のハムスターは、1日に5キロメートル～20キロメートル移動するといわれています。運動不足にならないように、1日の運動量も気にかけてあげましょう。

給水器

水分補給用の、給水器も用意しましょう。安定性や飲みやすさの面から、お皿よりもボトルタイプがおすすめです。

ボトルタイプの給水器は、ハムスターの飲みやすい位置に設置し、毎日水を交換します。水漏れや詰まりがないかのチェックも、定期的に行いましょう。

餌入れと専用フード

ケージ内を動き回るハムスターのために、安定性の高い餌入れを選びましょう。軽い素材では、倒れて餌がこぼれてしまうかもしれません。
ハムスターの餌（フード）には、総合栄養食のペレットタイプやミックスフード（種子類や穀類がバランスよく配合されたフード）があります。ゴールデンハムスター専用フードもあるため、食いつきや健康面を考慮して選びましょう。

保温グッズ

小動物であるハムスターは、暑さや寒さに弱い生き物です。10度を下回ると疑似冬眠に入り、最悪の場合は命の危険もあります。

そのためケージを置く部屋の温度は、20度～25度を保ちましょう。巣箱用の綿や、ハムスター用のヒーターを用意しておくと、寒い季節も安心です。

4.ゴールデンハムスター用品はマルカンがおすすめ！

ゴールデンハムスター用の飼育アイテムをそろえるなら、ペット用品の総合メーカー「マルカン」の製品がおすすめです。

マルカンでは、ゴールデンハムスター専用の給水器や回し車、フードを多数取りそろえています。ここでは、特におすすめの飼育アイテムを4つ紹介します。

視界が広いクリーンサークルで安全確保

マルカンのクリーンサークルは、樹脂素材の透明なパネルでできています。視界が広く明るいため、ハムスターの様子が観察しやすいデザインです。

ワイヤー製と異なりサビにくく、水洗いで汚れを落とせます。連結パネルを別々に組み立てて2部屋にしたり、畳んでコンパクトに収納したりすることも可能です。ケージの掃除中やハムスターとの触れ合いタイムに、遊び場として使うのもよいでしょう。

参考：『クリーンサークル』

逆流を防ぎ清潔を保つボトルタイプの給水器

ゴールデンハムスターにおすすめの給水器「クリーンボトル120」は、ボトルタイプで容量は120mlです。逆流防止機能がついているため、水を清潔な状態に保ちます。

市販のペットボトルを再利用できたり、天面からつり下げたりできる点も、おすすめポイントのひとつです。

参考：『クリーンボトル120』

大きさに合わせて選べる回し車

マルカンの回し車は、サイズが選べます。ゴールデンハムスターには、体長に合わせて直径17センチメートルの「クリーンホイール17」または直径21cmの「クリーンホイール21」がおすすめです。

クリーンホイールシリーズは、足への負担軽減から安全性まで考慮した設計で、ハムスターの健康維持やストレス解消をサポートします。サビを気にせず丸洗いでき、樹脂車軸を採用しているため音も静かです。

参考：『クリーンホイール17』

参考：『クリーンホイール21』

専用フードで健康をサポート

マルカンの「クリーンフードミックス ゴールデンハムスター専用」は、ゴールデンハムスターの体型に合わせて栄養バランスを考慮したフードです。無添加（着色料・保存料・砂糖不使用）にこだわり、10種類の厳選した素材をプラスしています。

【10種類の素材】
・にんじん
・キャベツ
・赤キャベツ
・ブロッコリーの葉
・大根の葉
・とうもろこし
・りんご
・ゴジベリー
・大麦
・エン麦

参考：『クリーンフードミックス ゴールデン』

5.まとめ

ゴールデンハムスターは、温厚で懐きやすく、他のハムスターより大きく成長するといった特徴があります。体の大きさに合わせて、ケージや給水器、回し車などの飼育アイテムは大きめサイズを選びましょう。

「ハムスターにとって快適な環境を整えたい」「ひとつのショップで飼育アイテムをそろえたい」という方は、マルカンの製品をぜひチェックしてみてください。

ゴールデンハムスター専用の飼育アイテムがあるので、希望の商品を迷わず探せます。気になる方は、マルカン公式サイトの「ハムスター・リスの製品一覧」をご覧ください。

また、PAGEでは、ハムスターの飼育初心者の方、既にハムスターを飼っている方に向けて「ハムスターの飼い方」についての情報を発信しております。気になる方はぜひチェックしてみましょう。