ジャンガリアンハムスターの寿命は?特徴や飼い方のポイントも解説

公開日:2023.09.27 更新日:2024.02.15

小動物のペットとして、ハムスターは人気があります。その中でも、小さくて懐きやすいジャンガリアンハムスターを飼いたいと考えている方もいるのではないでしょうか。家族として迎える前に、飼い方のポイントや注意点を確認しておきましょう。 本記事ではジャンガリアンハムスターの特徴から、基本的な飼い方までを解説します。飼う際の注意点や、おすすめの飼育アイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

CONTENTS

記事の目次

ジャンガリアンハムスターの基本情報

3匹で寄り添うジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターは、別名シベリアハムスターとも呼ばれています。ゴールデンハムスターに並んで、知名度の高い品種です。まずは、ジャンガリアンハムスターの寿命・特徴・種類といった基本情報を確認してみましょう。

平均的な寿命

ジャンガリアンハムスターの平均的な寿命は、2年~2年半ほどです。体の小さな動物なので、寿命はあまり長くありません。個体差はありますが、生後1年のジャンガリアンハムスターは人間の30代半ば、生後2年では人間の75歳前後に相当します。

できるだけ長く元気に過ごしてもらうために、飼育環境を整えて健康管理にも気を配りましょう。ケージ内を清潔に保ったり、適度に運動させたり、栄養バランスのよい食事を与えたりすることが大切です。

大きさ・体重の特徴

小さくてかわいらしいジャンガリアンハムスターですが、オスとメスで体長や体重が異なります。

オス ・体長:7センチメートル~12センチメートル
・体重:35グラム~45グラム
メス ・体長:6センチメートル~11センチメートル
・体重:30グラム~40グラム

手の平にすっぽりと収まる大きさなので、触れ合いタイムではやさしく触ることを心がけましょう。ストレスを与えないように、無理に手の平に乗せたり持ち上げたりするのは控えることも大切です。

性格の特徴

基本的にジャンガリアンハムスターは、人懐っこく温厚な性格です。慣れてくると、飼い主の呼びかけに反応して振り向いたり手の上に乗ったりすることもあります。

ただし他のハムスターと同様に警戒心が強い面もあるため、すぐに触れ合おうとせずに、毎日の声がけや手からの餌やりで飼い主の声やにおいを覚えてもらいましょう。

また性格には、個体差もあります。「できるだけ慣れやすい子がいい」という場合は、お迎えする前にペットショップでしばらく様子を観察してみるのもおすすめです。

毛色の種類

ジャンガリアンハムスターの毛色(カラー)には、バリエーションがあります。主な毛色を表にまとめました。

ノーマル 背中からお尻にかけて黒く、背中全体は濃い茶褐色
ブルーサファイア 青みを帯びたグレー、毛色の淡さに個体差あり
パールホワイト 全体的に白い
プティング 黄色っぽいプリンのような色味、イエローとも呼ばれる
パイド ブチ模様
インペリアル 顔の中心から背中の中心にかけて淡い黒、おなかは真っ白

顔や背中は種類ごとに色が異なりますが、おなか側は白っぽいのがジャンガリアンハムスターの特徴です。また、同じ毛色でも、個体によって模様や色の濃さなどが異なります。

値段の相場

ジャンガリアンハムスターは、ペットショップでは1,000円~3,000円程度で販売されています。毛色の種類や購入先でも値段は異なるため、あくまでも参考の価格として覚えておきましょう。

自宅にお迎えするときには、ケージや回し車、給水器などを用意する必要があります。飼育アイテムを買いそろえるのに、1万円ほどかかると想定しておきましょう。

ジャンガリアンハムスターの飼い方のポイントと注意点

ケージから顔をのぞかせるジャンガリアンハムスター

飼育スペースをあまり取らないハムスターは、比較的お世話がしやすいペットです。しつけも必要としないため、初心者でも飼いやすいでしょう。ただし、ハムスターを飼う際のポイントや注意点もあります。自宅にお迎えする前に、確認しておくと安心です。

ケージは大きめを選ぶ

ジャンガリアンハムスターには、好奇心旺盛な一面があります。ケージ内を探検したり走り回ったりできるように、幅30センチメートル以上の大きなケージを選びましょう。

トンネルや階段といったハムスター用のインテリアを設置すると、ケージ内でも飽きずに楽しく過ごせます。

運動不足解消用のおもちゃを用意する

夜行性であるハムスターは、夜になると活発に動き回ります。運動不足やストレス解消のためにも、ハムスター専用のおもちゃを用意しておきましょう。

運動不足解消アイテムには回し車が人気です。ジャンガリアンハムスターに適したドワーフサイズを選びましょう。ストレス解消やリラックス用には、かじり木やかくれんぼ用のボックスなどがおすすめです。

餌の量は体重の5%~10%を目安にする

餌の量は、体重の5%~10%が目安です。体重40グラムのジャンガリアンハムスターの場合は、1日に2グラム~4グラム程度の餌を与えましょう。

個体差はありますが、ジャンガリアンハムスターの標準体重は50グラム以下です。人間と同じように肥満によって誘発される病気もあるため、太り過ぎると食事制限や運動といったダイエットが必要になることもあるでしょう。

そのため、主食の与え過ぎだけでなく、ヒマワリの種や果物といった高カロリーなおやつの与え過ぎにも十分に注意が必要です。

温度管理に気を付ける

ジャンガリアンハムスターは温度変化に弱く、暑さや寒さによって体調を崩しやすい生き物です。1日の温度変化が10度以上になると体調に影響を与え、室温が10度以下になると疑似冬眠に入るともいわれています。

理想的な室温は20度~25度です。ジャンガリアンハムスターが快適に過ごせるよう、夏には暑さ対策、冬には寒さ対策をしましょう。ハムスター用の冷却グッズや暖房器具も用意しておくと安心です。

ストレスに注意する

ジャンガリアンハムスターはストレスに弱い動物です。ストレスを感じると、いつもと違う行動をしたり、体調を崩したりすることがあります。ジャンガリアンハムスターがストレスを感じる主な原因を確認してみましょう。

【ストレスの原因】
・触り過ぎ
・気温の変化
・大きな音(頻繁に大音量が聞こえる環境)
・他の動物のにおいやけはい
・ケージ内の汚れ など

ジャンガリアンハムスターは、環境の変化を敏感に感じ取り、「適していない」と判断するとストレスを感じます。ケージの中で安心して暮らせるように、できるだけストレスを与えない飼育環境を整えましょう。

多頭飼いをしない

ジャンガリアンハムスターは、温厚でおとなしい性格が特徴です。しかし、他のハムスターと同様に、縄張り意識が強い一面もあります。

多頭飼いをすると、縄張り争いをする可能性があるため注意が必要です。特にオスは、ケンカがヒートアップしてケガをするかもしれません。

ハムスターの安全を守るためにも、多頭飼いはできるだけ避け、1匹ずつ専用のケージに入れて飼育しましょう。

寝ているときに触らない

ジャンガリアンハムスターは夜行性のため、昼間はほとんど寝て過ごします。寝ているときに触ったり持ち上げたりすると、驚いてかんだり逃げたりするかもしれません。人間に対して不信感を抱く可能性もあります。

また、睡眠中は、体力を温存する時間です。眠っているときはそっと見守り、触れ合いタイムは夜の活動している時間に設けましょう。

ジャンガリアンハムスター用品はマルカンをチェック!

ケージの中にいるジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターの飼育用品をお探しなら、ペット用品の総合メーカー「マルカン」の製品がおすすめです。

ジャンガリアンハムスターの安全に考慮したケージや、好奇心をくすぐるおもちゃ・インテリアが豊富にあります。ここでは、特におすすめの製品を3つピックアップしました。

中の様子が観察できるクリアなケージ「クリーンケージ460」

クリーンケージ460は、360度クリアな素材でできた飼育ケージです。正面につなぎ目がないので、中で遊んでいるハムスターの姿がよく見えます。

スイングオープン式の大開口ルーフで、触れ合い空間が広がるのもおすすめポイントのひとつです。底トレイは外せるため、お掃除のしやすさにも定評があります。

回転車とウォーターボトルがセットになっており、新たに買いそろえる必要はありません。ちょっとしたお手入れや触れ合いに便利な小窓も付いています。

参考:『クリーンケージ 460』

好みに合わせて選べる「おもちゃ」や「ハウス」

マルカンは、ハムスター専用のおもちゃやハウスの種類が豊富です。運動不足解消になる定番の回し車だけでなく、かじって遊べる「かじりギター!エレ木」「かじりギター!アコ木」といったユニークなおもちゃもご用意しています。

また飽きのこないインテリアとして、「クリーンハウス2階でごはん」や「ハムちゃんの2階でごはん」などもおすすめです。

参考:『ハムスターのかじり木・おもちゃ』

参考:『ハムスター・リスのケージ内装』

肥満・痩せすぎ防止に「ハムちゃんの体重計」

ハムスターの健康管理に欠かせないのが体重測定です。体重が増え過ぎたり減り過ぎたりする場合、病気や栄養不足のサインかもしれません。マルカンの「ハムちゃんの体重計」は、軽量ボールに乗せるだけで体重を簡単に量れます。

小型のデジタル体重計で、最小0.1グラムから最大500グラムまで計量可能です。定期的に量って記録し、健康状態を把握しましょう。

参考:『ハムちゃんの体重計』

まとめ

ゲージから顔をのぞかせるジャガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターは懐きやすく、温厚な性格が特徴のハムスターです。個体によっても異なりますが、飼い主のにおいや声を覚えて、近づいてきたり手に乗ったりする子もいます。ただし、縄張り意識が強く、多頭飼いには向きません。

ハムスターが快適に過ごせるよう、飼育する際にはケージや回し車、給水器といった飼育アイテムをそろえましょう。

ペット用品の総合メーカー「マルカン」では、普段のお世話に必要なアイテムから、触れ合いタイムに楽しめるおもちゃ・おやつ、健康な体をサポートするフードまで豊富に取りそろえております。

マルカンのハムスター用品は、公式サイトの「ハムスター・リスの製品一覧」よりご覧ください。

また、PAGEでは、ハムスターの飼育初心者の方、既にハムスターを飼っている方に向けて「ハムスターの飼い方」についての情報を発信しております。気になる方はぜひチェックしてみましょう。

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